先週末、知り合いの設計事務所と貿易会社の社長と台湾視察を兼ねて台湾出張に行ってきました。
台湾は、東京から飛行機で3時間と比較的身近に行ける国で、とても親日家のお国柄です。桃園空港に到着し、現地では、貿易を行っている日本の会社の現地スタッフ2人が車でアテンドしてくれたので、不自由なく移動。
初日は、地元の海鮮料理を楽しみ、その後ホテルで宿泊。
2日目は、台北から車で2時間くらい離れた新竹にある、某ゴルフ場とホテルを視察し、その施設オーナーと会食ミーティング。オーナーは、ゴルフ場の敷地内で高級老人施設を計画。設計は日本の設計士を起用し、日本式の高級老人施設の運営方式を採用したいとのこと。デザイン、運営等ソフト面については、日本の良いところを採用し、建築等のハードについては、台湾企業でコストを抑えたいとのこと。台湾や海外では、日本式のデザイン、運営ノウハウなどのソフトが求められていることを感じさせられました。当方からは、帰国後参考になりそうな老人施設を情報提供できればと思います。
ゴルフ場の後、宜蘭にある、ソーラーパネル、風力発電機の電力を蓄電できる、バッテリー工場を見学しました。この商品は、バッテリーの消耗がとても少なく耐久性が強く、製造過程でも廃棄物を出さない製造工法でとても環境に優しい商品であると強調していました。台湾と中国では特許を取得しており、今後、国際特許を取得する準備に入っているようです。とても小さな会社ですが、社長の情熱と、エンジニアの研究熱心さがとても感じられ、パネルメーカー、自動車部品メーカ等、多岐にわたる企業から引き合いが来ているようです。日本での、販売網も模索中で日本の太陽光パネルメーカー等に売り込みたいとのことです。
最終日は、台湾の不動産会社を紹介してもらい、台湾の不動産事情を聴くことが出来ました。台湾でも不動産投資がブームとなっており、台湾の中間層、富裕層は、今後値上がりが期待できるマレーシアとベトナムの投資商品を販売しているようです。日本の投資用不動産にも興味があるようですが、3年前に取り扱った時にあまり良い印象を受けなかったようです。
今回の台湾出張は、視察、ヒアリングが中心で、具体的な案件は少なかったが、今後の不動産紹介ルートとして、とても魅力的な国であると感じました。次回は、日本の不動産を具体的に紹介できればと感じた次第です。
日本も現在、アベノミクス効果と、東京オリンピック効果で、都心の不動産は値上がりしていますが、まだまだ、地方まで波及していないのが現状と思われます。今後、資産形成、資産運用のポートフォリオとして、海外の不動産投資に目を向けることも必要かと思います。
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