本日、地元川口市の建設会社（埼和興業）の営業マンのご案内で、今月竣工引渡しする、賃貸マンション「ＢＲＡＩＮ　ＭＡＮＳIＯＮ」の内覧会に行ってきました。

 地元企業の工場跡地利用で、賃貸マンションを計画。川口駅徒歩7分と利便性が高いので、ワンルームマンションでも行けそうな場所ですが、新築住宅における固定資産税の軽減措置を受けられる、44㎡（1LDKの間取り）で企画したそうです。

１ＬＤＫの間取りは川口では未だ供給戸数が少ないので、一般的なワンルーム、ファミリー向きの賃貸マンションとの差別化が図れ、新しい顧客のニーズに支持を得ると思います。

 施工については、コンクリートの型枠工法に特徴がありました。「ＢＲＡＩＮ　ＭＡＮＳＩＯＮ」では、コンクリート打設の型枠について、外壁側の型枠はアルミパネルの合板を使い、室内側の型枠には、残熱パネルを兼ねたパネルを型枠として採用しているので、型枠を外す手間が省け、そのまま断熱材として使用できるようです。作業工程が型枠を外す工程が減り、工期短縮、断熱効果、経済的の3つの効果があり、とても合理的な工法とのことです。

建物設備、建材仕様は、殆どがメーカーの標準品を使っており、特にオリジナル性は見当たらなかったのが少し残念でした。家賃設定は、12万円前後と通常の家賃相場より少し高めの設定になっているので、この立地、この間取りであれば、設備等をもう少しチャレンジしても良かったのかなと感じました。今後の土地活用に参考になりました。ありがとうございました。

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